ベイトフィッシュ研究①

バスがなかなか釣れず、自分下手くそだなと思いました。

なので、ベイトフィッシュの研究をすることで少しでもバスに出会う確率を上げようと思ったわけです。

ベイトフィッシュのなかでも特にメインベイトになることが多い「ワカサギ」について詳しくは知らないので調べてみました。

ワカサギの産卵~成熟期

 

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ワカサギの産卵は知っての通り冬ですよね。

大体、1月~5月とされているわけです。そして関東では1月、2月くらいだそうです!!

産卵期の適水温は5℃~11℃程とされているので関東のフィールド、

特に相模湖・津久井湖あたりだと冬になって湖の水温が完全に下がりきってから適水温になるということですね(・_・D フムフム

そして産卵後の個体は多くが死にます。その個体を狙っているバスも狙い目です✨

産卵された卵たちは受精から水温が低くなるほど孵化まで時間がかかり、水温が7℃で約40日ほどかかるそうです。

孵化したワカサギは動物プランクトンやユスリカなどの微生物などを食べて大きくなります。

その後、夏に入り大きくなり若魚・成魚になった個体はテナガエビの幼生やハゼ稚魚などを捕食し、さらに大きくなります。

秋になるとベイトフィッシュを探せ!とよく言われますが、主にワカサギのことを言っていると思います。

秋に成熟期になったワカサギはユスリカや動物プランクトンをエサとします。

産卵はワカサギの体重1グラムあたり1000粒だそうです。大体、1匹で1万~2万粒産卵するらしいです(゚Д゚;)

これだけ産んでも生き残るのは数パーセントということなのでしょう。。。

産卵場所

 

 

 

 

 

ワカサギの卵は、水草もしくは川底や湖底の礫(小石)に付着するようです。

水草、川底や湖底の礫(小石)が泥や藻などに覆われている場合にはそれらの場所は極めて産卵量が少なくなります。

産卵場所のデータによると、細粒砂と中粒砂で90%以上が確認されていると出ています!

簡単に言うと細粒砂は一粒が1/8mm以下の砂のことと中粒砂とは一粒が1/4mm以下の砂のことを表しています。

ちょっと画像のエリアだと石感が強いかも知れないですね(;’∀’)

そして、相模湖の秋山川では水深20センチから40センチ、流速70~100cm/s 付近で多くの産卵床があったようです。

流速70~100cm/sって人が100メートル走を全力で走るスピードの中に産むってことですよね(;^_^A

かなり凄くないですか?

ワカサギの産卵にとって多少の流れは必須なようです!

考察

  • ワカサギがディープのものだと思っていたが、産卵期にはシャローもチェックすべき。
  • 比較的、細かい砂でハードボトムが◎
  • 夏はエビやハゼが居そうなエリアにワカサギがいる可能性大
  • ワカサギを追う場合、泥や藻はNG

参考文献

環境省

https://www.env.go.jp/council/09water/y0910-10/ref01.pdf

 

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