フットコンエレキを使っていると、いつかはやってくるのがステアリングワイヤーの消耗。
途中で気付けばいいですが、気付かずそのまま使用して湖上で断線なんてこともよく聞きます。
湖上で断線したら、エレキの向きを変えることができないので漂流するのみ。
ボート屋さんに連絡してレスキューを頼むか、オールがあれば戻って来れますがそんな思いはしたくない。
そんな状態になる前に早めに交換しましょう!
ちなみに、初めて作業しましたが30分くらいでできたので抵抗がなければ自分でやってもそこまでの労力が掛からないのも魅力。
ステアリングケーブルは二本で6000円くらいだったかな。
長さが何種類かあるようですが、最終的にはどれでもOKです。
片方がダメになってももう片方は無事なことも多いですが、一本3000円くらいなので替えておいたほうがあとあと安心な気がします。
目次
ステアリングケーブル交換手順→箇条書き
- ペダル部分のステアリングケーブルのナットを緩める
- ヘッドのネジを外す
- ヘッドの中のケーブルを外す
- ペダルのケーブルの留め具を外す
- ペダルのケーブルを外す
- ケーブルを完全に抜き取る
- ケーブルをカバー内部に通す
- ヘッド部のケーブルをセットする(長さ注意)
- ペダル部のケーブルをセット(つま先からやるといいかも)
- ペダル部の滑車部品装着
- かかと側のケーブルを滑車部分に通して留める
- ペダルのワイヤー調節用のナットを閉める
- 動くか確認
- ヘッドを閉める
エレキのステアリングケーブル交換手順1⃣:ステアリングケーブルを緩める
ペダルの写真撮り忘れましたが、ペダルについているステアリングケーブルのナットを緩めます。
限界まで緩めてください。
そしたら簡単に取れます。
ナットは新しいステアリングケーブルに使うので取り外して保管します。
エレキのステアリングケーブル交換手順2⃣:ヘッド部分を外す
まず、ステアリングケーブルはエレキのヘッド部分とペダル部分にあるので見えるようにしておきます。
ツアーのヘッド部分だと3か所ネジで留まっているので、それらを外していきます。
エレキのステアリングケーブル交換手順3⃣:ヘッド部のステアリングケーブルの取り外し
ヘッドを開けると、ステアリングケーブルは赤丸の部分に留まっています。
上からだと見えないですが、下側にもステアリングケーブルが留まっているのでツアーの場合は二か所あります。
モデルによってステアリングケーブルが一本だったり、場所が違ったりするようですが概ね同じようだと思いますので参考にして作業すれば問題ないかと思います。
ケーブルは、赤丸の箇所にスライドさせるような形で留まっています。ビスを使ったり、接着剤で固定されているような形ではありません。
外すときは、左右どちらかに回して上か下に抜く感じです。
反対に付けるときは、上か下から入る角度で入れて外れないように回して差し込むといった感じです。
エレキのステアリングケーブル交換手順4⃣:ペダル部のステアリングケーブルの取り外し
ペダルのかかと側にもステアリングケーブルが繋がっていて、つま先部分とかかと部分がヘッドに繋がることで滑車のように力が加わることで滑車のようになり方向を調節できるようなシステムになっています。
かかとの部分はネジとナットで留まっているので、専用の道具がなければナット側をペンチで抑えてネジを回しましょう。
最後に留めるのを忘れても正常にペダルは動きますが、ワイヤーを保護&スムーズな動きにならなくなるので必ず忘れないように保管します。
忘れるとワイヤーが直接ペダルの金属部分にあたってまた、ワイヤーが切れることになります。
ペダル部のケーブルを外したら、ケーブルを完全に抜き取ります。
ケーブルは二つ同時に引っ張り出すとうまく抜けるようです。
ワイヤージャッケットとかを使用していると、すでにむき出し状態なので作業がめちゃめちゃ楽になりますぞ!
コードも捻じれないので、マジでおすすめです。
エレキのステアリングケーブル交換手順5⃣:ステアリンケーブルを取り付ける
ステアリンケーブルをセットするときには長さに注意が必要です。
今回は赤くマークのついているほうが長いほうでした。(かかと側に行く方)
ステアリンケーブルはヘッド側からつけて、ペダル側に引っ張りながらつける方が楽でした。
付けるときは、外した場所に差し込むだけなので特に何もありません。
引っ張りながら差し込むくらいです。
ペダルのかかと部分に滑車をつけ忘れないように注意してください。
この部分ですよ。
一回目、僕もつけ忘れました、、、。
ちゃんと動くことが危険です。
ちゃんんと動いちゃうからこそ気づかない。
これで作業は完了です。
ステアリングケーブル交換まとめ
ケーブル交換ってお店に頼むと、3300円から7700円くらい上に、当日やってくれるとこも少ないのではないでしょうか。
自分でやれば部品代だけで済むし好きな時に作業できるし一石二鳥。
いや、技術も身につくので一石鳥だな。
湖に出て真ん中でワイヤーが切れたら最悪です。戻ってこれません。
ワイヤーだけ買っておいて、船に積んでおけばその場で直せるので心配なし。
やり方さえわかればそのくらい簡単な作業でした。
専門店に持っていけば安心・確実なんでしょうが。。。
自分でやってみたいと思った人に少しでも参考になればと思います。
ではまた✋
ワイヤー切れので、参考になりました。
部品買ったので自分でやってみます。
ありがとうございました
こちらこそ、ブログをよんでいただきありがとうございました。
少しでもお役に立てたらうれしいです。
また、お暇なときにでも覗きに来てください。