クランクベイトやスピナーベイトを巻いて巻いて巻きまくる、北大祐プロが開発したのが『KIT(キット)』です。
パッと見で分かるこだわりから、聞かなきゃわからないこだわりまで、こだわりまくったスタンダードなスピナーベイト。
僕自身も、巻くことが多い釣りスタイルなので使用した感想とどういった状況で使ったら結果が出やすかったのかを解説していきます。
目次
KIT(キット)の概要
- タイプ:タンデムウィロー(TW)、ダブルウィロー(DW)
- 重さ:3/8oz、1/2oz
- カラー:全9色
- 価格:1250円(税抜)
KIT(キット)のこだわり
ブレードの穴
KITのこだわりの一つであるのが「ブレードの穴」の形状。
通常は「丸」で作られている部分を三角形にすることで力点を一か所に集中させることでより安定的に、僅かな水流でもブレードが回転します。
厚みの違い
KITは前後でブレードの厚みを変えていることで、北大祐さんによる釣れる回転になっています。
ワイヤーの太さと長さ
スピナーベイトのワイヤーの太さを重さによって変え、さらにブレードタイプによる長さまで調節していることで、KITは最適なバランスとなっています。
カラー展開
KITのカラーは全9色。
ブレードタイプや重さで違うカラーはなく、すべて同じカラーラインナップとなっています。
他のスピナーベイトとのサイズ感の違い
左上がKIT。右上がビーブル。
左下がジンクスミニ。右下がイラプション。
コンパクトサイズのスピナーベイトと比べると、一回り大きいのが分かります。
KIT(キット)の使いどころ
KITを使って仕留めたフライ食い
フライ食いでウロチョロしているバスに効果的だったのが、KITを使った釣り方。
フライの群れが見えたら、その中を通してフライを散らせることでバスのスイッチを入れる方法です。
出来れば、散らせた後に立ち木やシャロー側など、バスがフライを追い込みやすい方向に来るように巻いてくるとより良かったです。
また、フライの近くにバスが見えていなくてもすごい勢いで見えないところから出てくることもあるので試してみる価値ありです。
ガンメタとシルバーの違い
ガンメタブレードとシルバーブレードの違いは横に置いて比べてもわずか。
このわずかな違いが水中のなかで大きく反射するか反射を抑えるかの差になっていそうです。
特にクリアウォーターでの使用は、個人的にガンメタが多くなりそうです。
まとめ
バス釣りにおいて、スピナーベイトは必ず習得しなくてはいけないルアーの一つ。
その中でも変則的なものではなく、そのルアーの基準となるものがあると武器を広げていきやすいと思います。
「KIT」はオーソドックスなスピナーベイトを洗練させたタイプなので、ボックスに入れておくと重宝するのは間違いなし。
ぜひ、使ってみてください!
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