こんにちは。
みなさん、ライブウェルってどうしてますか?
なんて方へ少しでも参考になればうれしいです(‘◇’)ゞ
目次
外循環式自作ライブウェルに必要な道具
まずは、ざっと外循環式自作ライブウェルに必要な道具を紹介します!!
- 市販のクーラーボックス
- ビルジポンプ
- ビルジポンプ用スイッチ
- ビルジホース
- 丸型圧着端子orワニ口クリップ
- 延長コード
- ホース
- スルハル
- エアレータースプレーヘッド
- 塩ビパイプ
- ネット
- L型金具
- 結束バンド
- フレックスカーテンレール
- ネット
- 結束バンド
※道具を探すのに苦労したこともあり、道具名をクリックするとアマゾンか楽天に行けるようにしてありますので参考にしてください。
①クーラーボックス(内寸が55センチ前後のものが好ましい)
これ以上小さいと大会で50アップが釣れた時に入らなくなったり、狭すぎてバスがストレスを感じてしまうので一応50アップが入るものを用意しました。
②ビルジポンプ、③ビルジ用スイッチ、④丸型圧着端子(ワニ口クリップ)、⑤延長コード
ビルジポンプはホームセンターに売っているお風呂の水を汲み上げるタイプでも大丈夫です。(安価です)
⑥ホース
今回は19mmのものを使用しています。
⑦スルハル
今回は38ミリのものを使用しています。
ビルジホースという名称ですが、スルハルに付けて排水するために私用します。
30センチ単位で売っていますが、今回は90センチにしてあります。
⑨塩ビパイプ(コーナー×4)、⑩ネット、⑪結束バンド、⑫L字金具
塩ビパイプはホームセンターで、ネットと結束バンドは100円ショップにて購入。
ネットはゴムっぽい素材が欲しかったのですが、とりあえずこれで作ることにします。
L字金具の画像取り忘れました(・_・;)
これは塩ビパイプを支えるためのものなので、塩ビパイプの幅に合わせて購入します。
ストレートのもの選ぶようにしましょう。長さが足りなくなってしまいます。
あると作業が楽にもなるし、仕上がりも早いです。
ライブウェル(クーラーボックス)を作成
自作ライブウェル作成手順1⃣
⑦スルハル
まず、外循環式のライブウェルを作成したいので穴を開ける必要があります。
給水の穴は排水の穴よりも小さく、排水の穴は大きめに設定し給水の穴よりも下の位置に設定することで、オーバーフローをしないようにします。
大体の位置をマジックで書いて見ました。
左が給水で右が排水。これはどちらでも大丈夫です。
電動ドリルにホールソーをセットして穴をあけていきます。
ポイントは『上が給水、下が排水』ですよ!!
ホールソーのタイプによっては、真ん中を平らに削りながら開けていくので途中で引っ掛かります。
引っかかったら削れている形合わせてカッターでくり抜けば大丈夫です。
プラスチックの部分(ここでは青い部分)をカッターで切ったら、またホールソーを使って穴をあけます。
発砲素材がたくさん飛び散るので部屋の中でやるとあとで片付けが大変です(・_・;)
給水用も一緒のタイミングでやりました。
自作ライブウェル作成手順2⃣
貫通したら、スルハルを用意して内側から挿入。
突き抜けたら、反対側から留めます。
おぉ~!いい感じ(^-^)
これで排水はバッチリです!
もうちょっと下側に付けてもよかったですね。
次に、給水側を付けていきます。
同じように開けた穴からエアレータースプレーヘッドを差し込みます。
反対側からしっかりと留めます。
これで排水口と給水が完成です。
エアレータースプレーヘッドは下から見るとこんな感じです。
これで本体は完成!
給水が排水口よりも上になっていますね(^v^)
やってみると意外と簡単に出来ました!!
スイッチを作成
ビルジポンプの配線とスイッチを作るのに必要な道具はこちら。
⑤延長コード⇒コード付きのワニ口クリップを使用する場合は必要ないです
⑥ホース
まずスイッチのカバーを開けておきます。裏にあるネジを取るだけなので簡単です。
開けると下のような感じなので、ビルジ側のプラスとバッテリーにつなぐ側(延長コード)のプラスを合わせます。
中にあるネジを緩めて、銅線を挟めばそれだけでスイッチの完成。
あとは延長コード側に丸型圧着端子(ワニ口クリップ)を取り付けてビルジポンプがスイッチで動くようになります。
このままだと電源コードとホースがバラバラでうっとおしいので結束バンドでまとめます。
ビルジに近いほうはピッタリ張りすぎるとコードへの負荷が高くなるので少し緩めにします。
あとは適当な間隔で留めていきます。
開閉式ロケット防止ネット作成
⑨塩ビパイプ(コーナー×4)
⑩ネット
⑫L字金具
まずは枠を作成します。ライブウェルの中で邪魔にならないように今回は18ミリの太さを使用しています。
塩ビパイプは100円ショップなどに売っている簡易なのこぎりで簡単に切れます。
ここでは組み立てた状態での紹介になってしまいますが、本来は一本の塩ビを任意の長さにカットしてコーナー用のパイプで繋ぎます!
枠が完成したら次はネットを取り付けていきます。
ネットを被せて位置を決めます。
結束バンドで数か所留めます。今回小さめの結束バンドを使用したので長さがギリギリになってしまったので、一回り大きいものを用意した方が良さようです。
今回は細かい目のネットを使用しましたが、もうすこし荒めかゴムネットが使いやすいと思います。
今回は給水口と排水口を高めに設定してしまったので、それに合わせてネットをカットします。
給水口を避けてカットするとこんな感じなります。
ちょっと見にくいですが、黒い結束バンドを使用している箇所にL字金具を取り付け、結束バンドで固定してあります。
クーラーボックスの蓋を開ける部分にもL字金具を一つ取り付けました。
塩ビパイプで軽いのでこれで十分です。
奥側はずれないように三か所留めてあります。(開閉のため)
塩ビパイプの部分と結束バンドの部分はきつく締めても、結構滑るのでその効果でネットが開くので特別な加工を必要としません。
あとは塩ビパイプのカットした部分に水が入らないようにフタをするかテープを貼るかすれば完成です。
カーテン式ロケット防止ネット
ちょっとロケット防止ネットをパワーアップしたので、追加です。
蓋みたいにするのか、このようにカーテンみたいにするのか好きなほうでいいと思います。
カーテン式はネットを簡単に移動させたり、間口を広くしたりできるのでバスをライブウェルから取り出すときや荷物を入れておく時などすごく便利です。
使ったのはフレックスカーテンレールのみ。
フレックスカーテンレールに付属している、取り付け金具をクーラーボックス内の好きな場所に取り付けます。
取り付け金具を同じ高さに調整したら、レールを挟むだけでほぼ完成です!!
あとはフレックスカーテンレールについているレール用の部品を付けてそこに結束バンドでネットを取り付けていけば完成!
15分くらいで出来ました!
かなりいい感じなのでおすすめです!!
スライド式ロケット防止
100円ショップで揃えることが出来るアイテムで、キレイで丈夫な最高のロケット防止が出来ました。
今回使用したアイテムは2つのみ。
- ワイヤーネット×2
- ABSモール
たったこれだけです!
まず、ワイヤーネットは100円ショップにあります。
ABSモールは、家電量販店で買いました!
ABSモールはAmazonでも買えますが、家電量販店で買うと100円しないので、そちらで買ったほうがお得です。
ABSモールをクーラーボックスの長さに合わせて、ニッパーなどで切ります。
完全に切らなくても、切れ込みを入れればあとは繰り返し手で折り目をつけていけば切れます。
任意の長さに切り取った、ABSモールには両面テープを貼ります。
強力な両面テープがあるので、それを使えばそうそう外れることはありません。
※ まだ一度も外れてません。
次にワイヤーネットをABSモールにうまく挟まるように長さを調節します。
これもニッパーで切ればOK!
ワイヤーネットは針金なので、少し曲げてモールにセットすることができます。
この要領でもう一つ作成して、重なるようにワイヤーネットをセットすれば、スライド式ロケット防止ネットが完成!!
ワイヤーネットがかなり丈夫なので、最初に決めたワイヤーネットのサイズが間口の広さになります。
開閉式ロケット防止ネットは持ち上げることが出来るので、間口は100パーセント確保できますし、カーテン式ロケット防止ネットはネットの種類を自分の好みで柔らかいものや硬いもの、カーテンレールの長さ調整など自由度が聞きます。
スライド式ロケット防止ネットはロケットの可能性を限りなく低くした分、ライブウェルとして使用していない時に、荷物を詰め込んでおくには少し使いづらいかなといった印象です。
ロケット防止ネット評価
この評価は僕の独断と偏見ですので色々試してみることがおすすめです。
- スライド式
- 開閉式
- カーテン式
ライブウェルに求めるものが、バスのロケット防止であるなら間違いなくスライド式が一番。
カーテン式もネットの種類によっては、ロケット防止率は上がると思います。
- 開閉式
- カーテン式
- スライド式
開閉式は、上に持ち上げるだけで通常のクーラーボックスとほとんど変わらないように荷物を収納することができます。
反対にスライド式はロケット防止にエネルギーを使っているため形を変えることが出来ないので、車の中に荷物を積むスペースが少ない場合は向いてないかもしれません。
道具の購入方法
クーラーボックスは好みの大きさでいいと思いますが、他の道具が通常のホームセンターでは揃えられないものも多かったので、KISAKAさんなら一括で購入できるので楽でした。
まとめ
今回は給水口と排水口を高めに設定してしまったので、ネットの塩ビパイプを切ることになりましたが、あと5センチから10センチ低くすることでネットの取付が容易になります。
ライブウェルの中の水が少なめが好みのアングラーは低くした方がいいと思います。
また、ネットを先に作成してから給水口と排水口の位置を決めることで失敗も少なくなりそうだと感じました。
ネットも好みで魚を出し入れしやすくするために切って、フタを開けなくても出し入れできるようにするのもいいと思います。
とりあえず、僕はネットには穴を開けないで使用してみます。
購入すると高いから、自作でライブウェルを作りたい!
自作で作ったほうが愛着が湧く!!