「ギルチャット」って知ってますか?
聞いたことはあるけど、実際に使ったことがない。
ボリュームがありすぎて、使いつづける自信がない。
僕も知ってはいましたが、実際に使ったのは初めてでしたがバスを釣ることができました。
そのときのセッティング方法やタックルなどを紹介します。
ギルチャットの本家はこちら
目次
フラチャットの重さ
ギルチャットで使用するフラチャットの重さは、
ずばり「14g」です。
なぜ、14gなのか?
それは14gだけに装備されている、パワーブレードがあるから。
よりパワフルにバスを誘うことができるのでデカバス捕獲率があがるという理論になってます。
14gよりも重い18gもラインナップされているフラチャットですが、パワーブレードが搭載されているのは14gだけなので、フックサイズの大きいほうがいいだろとか思って間違えて18gを買わないようにしてください。
ギルチャットのセッティング
ギルチャットのセッティングは少々複雑、、、。
と思いきや、やってみるとそんなに難しいことはありませんでした。
順を追って説明します。
上記のものが必要で、チェーンクッションは僕が代替したものです。
ギルチャットの開発者である城ノ上さんは「バーサタイルキーパー」を使用しているようです。
1.フリップギルの煮る
一番重要なポイントの一つである「フリップギル」を煮る。
煮る時間も重要で、30分前後。
僕は、15分ほどしか煮ていませんがそれでも柔らかくなりました。
煮ることで、オイルが抜けてワームがベタベタとするのでバイトパウダーか何かでコーティングしたら扱いやすくなりました。
2.フリップギルに切れ込みを入れる
フリップギルの前から二つ目のエラにカッターかハサミで切れ込みを入れます。
一つ目のエラギリギリまで切れ込みを入れないと、あとで装着するスナッグレストレーラーが綺麗に入らないのできっちり切りましょう。
スナッグレストレーラーのラインアイを切れ込みに合わせてみて、フックが出る部分にも縦に切れ込みを入れます。
これによりアクションが良くなるそうです。
3.TCキーパーをセットする
TCキーパーをフラチャットとスナッグレストレーラーに装着する。
フリップギルがよりズレにくくするために措置。
TCキーパーをノーマルの状態で装着するとキツキツで大変だったので、半分にカットして使用しました。
カットしたものを、フラチャットのキーパー部分に重ねるようにセット。
スナッグレストレーラーにはラインアイより1cmほど下にセット。
しっかりライターで上下左右から炙らないとピッタリくっつかないので、あとで取れる原因になります。
4.フラチャットのブレードを曲げる
フラチャット14gのかなめであるパワーブレードを曲げます。
これは水噛みをよくし、よりパワフルな状態にするため。
同時に浮き上がりも抑える仕様です。
曲げたあとの状態は画像でご確認ください。
5.トレーラーフックをセットする
切り込みを入れたエラの部分にトレーラーフックのラインアイを隠す。
画像は切れ込みが甘くて、ラインアイがきっちり隠れてないので、ちゃんと切り込みを入れましょう。
6.トレーラーフックにフラチャットをセット
切れ込みを入れたエラの位置はフラチャットのフック部分にピッタリ合うので、そのまま真っすぐトレーラーフックのラインアイに刺します。
最後に、フラチャットのフックにチェーンクッションを通してあげて完成です。
ギルチャットにセットするのはフリップギル
ギルチャットでもっとも重要なポイントは「煮込んだフリップギル」。
柔らかく仕上げることで、横の動きに縦の動きをプラスします。
ギルチャットの考案者である城ノ上さんが言うには、「ジグストの動きを巻いて出す」。
これがポイントっぽかったです。
ジグストは一日やり続けるには相当な体力と腕の強さが必要。
腕が痛くなったり、疲れてきたりするので巻いてできれば一日中やりきることができる。
そういった理論です。
そのために、煮込んだフリップギルが必要になってくるということでした。
ギルチャットに使用するタックル
- ロッド:ロードランナーストラクチャー ST670H(ノリーズ)
- リール:Metanium MGL HG(シマノ)
- ライン:BASS-X FLUORO 12lb(ダイワ)
今回、ST670Hを使用しましたが僕が通常チャターベイトで使っているのが、620PMH。
ギルチャットは通常のチャターベイトよりもボリュームがあるので一つロッドパワーを上げて使用しました。
キャスト精度を上げたいときは、620PMHがいいかなと思います。
- ロッド:ロードランナーVOICE LTT650MH(ノリーズ)
- リール:バンタムLEFT(シマノ)
- ライン:エクスレッド14lb(東レ)
ギルチャットまとめ
ギルチャットは60オーバーを仕留めるために考えられた、デカバスキラー。
ボリュームがあって使うことに躊躇しますが、使えば結果がでる。
今回のようにセットした翌日にナイスバスを連れてきてくれました。
実際使用してみるとボリュームはそこまで気になることはなかったのです。
気になったのが、フリップギルが扁平で風の抵抗を受けやすいので、ギルチャットがカーブしてしまうこともあり、しっかりコントロールすることが大事かなと感じました。
今回、使用したのは白でしたが、城ノ上さんは黒の方が圧倒的に良いとも言っているので黒も試してみようかと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
ギルチャットの考案者である、城ノ上さんのブログはこちら☟
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