シマノから2024年発売された、「ハードブル8+」を購入しようか迷っている。
「ハードブル8+」は沈むPEラインなのか。
「ハードブル8+」の実売価格は？
僕も実際、購入するか悩んでいましたが店頭で発見してリアクションバイトしたので、どのような感じだったのか解説します。
この記事では、文章よりも箇条書きや画像を使って分かりやすく説明していくので、「ハードブル8+」が気になった方も知らなかった人も見ていってくださいね。
目次
「ハードブル8+」の特徴
- 耐摩耗性（MX2 工法）
- トラブルレス
- 高感度
耐摩耗性（MX2 工法）
「ハードブル8+」の最大の特徴として注目したいのが、耐摩耗性。
これまでPEの弱点だった摩耗力が大幅に改善されています。
PEラインは傷が入らなければ、他のどんなラインよりも強いのですが、傷が入ってしまうと切れやすいことがあり、カバーなどではフロロラインのリーダーを使用することで、擦れなどに対応していました。
だけど、「ハードブル8+」はこれまでの約3倍の耐摩耗性があると公表されているので、実戦でどれだけの強度が出るのか試している最中です。
石系のストラクチャーでどれだけ、通用するのか？
個人的にはそこがもっとも重要なポイントになってきそうです。
※ MX2工法の詳しい説明はシマノＨＰへ
トラブルレス
「ハードブル8+」は適度なハリやコシをもたせることでトラブルを軽減していると説明しています。
ただ、実際使ってみてこれが適度というにはあまりにも固いかなと思いました。
ラインが硬いため癖がつくやすく、ルアーが軽い場合にラインをしっかり張った状態で巻かない場合、ラインは寄れた状態で巻きとることになります。
結論としては、軽いルアーだとちょっと心配。
高感度のワケ
高感度の理由は、ラインの硬さからくるものだと考えます。
糸電話のように弛んでいると聞こえないけど、ピーンと張っていると聞こえるのをイメージすると分かるように、とにかく直線的で硬いライン。
感覚的には歴代で一番感度の高いＰＥラインといった感じです。
「ハードブル8+」の価格
| 長さ(m) | 本体価格 | カラー |
| 100 | 1,950円 | ・フレッシュグリーン ・スティールグレー |
| 150 | 2,950円 | |
| 200 | 3,600円 |
詳しくはシマノHPへ
「ハードブル8+」と「ピットブル」の強度比較
参照：シマノ
なぜこの比較が必要なのか？
これは僕の勘違い？早とちりが原因ですが、ハードブルが強い強いと聞いていたのですが、表記を見ると「おっ、おぉおぉぉ」ってなったので比べてみます。
その一番の要因は、最大強度（最大強力）。
僕が通常PEを使う場面はパワーフィネスが多く、使っても2号まで。
そこで表記を見ると、ハードブル8+1.5号は最大強度28.7lbとなっています。
対して、ピットブル8+1.5号は最大強度31.8lb。
つまり、オープンウォーターで使用するならハードブル8+よりもピットブル8+の方が強い！？
ただここでもう一つ問題が、2号で比べるとハードブル8+は46.9lb、ピットブル8+は43lbで逆転することに。。。
つまり、1.5号まではピットブル8+。それ以上はハードブル8+の方が強くなります。
PEラインは特にメーカーや種類、編み本数などで扱いがすごく変わるものなので、なんとも言えませんが強度の参考にしてみてください。
強度だけで選ぶなら、1.5号までは他のPEライン。
それ以上なら、強度も高く擦れにも強いハードブル8+が有利かな。
「ハードブル8+」はどれだけ固いのか
参照：シマノ
一言でいうと相当硬い。
これまでのラインの感覚でいうと、ラインじゃないみたい。
バス釣りは海釣りよりも基本ラインが細くなりがちなので、海釣りの人の感覚は分かりませんが個人的な感覚としては相当硬い。
と率直に思いました。
具体的にどのくらい硬いのかというと、ラインを持って折ってみるとそのまま形になるほど。巻き癖がそのまま形として表れる。と言えばイメージしやすいでしょうか。
この硬すぎると言えるラインにはメリットもありそうだが、今までの感覚で使うとかなり使いにくいと言っておきます。
世の中、専門的な特化しているものが多くなっているのでハードブルもうまく扱えるようになればライバルと差をつけることができそうです。
まとめ
このラインの最大の特徴である硬さ。
この硬さは軽いものを投げると、逆にトラブルを起こします。
ラインが張っていない状態で、ハンドルを回すとスプールから飛び出てしまうことが多々あったので、スピニングリールや軽いものを扱うには注意が必要です！
それと通常、木ではPEラインは切れない。
正直ハードブルじゃなくても、立木などの木ではPEラインはそうそう切れません。（１号以上推奨）
切れる原因は主に、岩系です。
なので、PEラインの強さを上げれば立ち木であれば木ごと折れるくらいに切れない。
岩とかさらに擦れに対する不安を除くためには、ハードブル8+はとてもよさそう。
木以外のどんなストラクチャーに対してアドバンテージをもたらせてくれるのかは、もうちょっと実戦で確認していきます。
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