この記事では「NBCチャプター」への出場方法を紹介します。
チャプター出場ってハードルが高いですよね。
「上手くなってから出場しよう」「もうちょっと練習してから挑戦しよう」などよく聞きますが、僕は出場したほうが上手くなるのが早いと思っているので、初心者でも出場していいんです。
上手い人の動きや釣り方など、ネットにアップされているのはごく一部。
表彰式では、分からない部分などガンガン質問できる環境があるので、軽い気持ちで出場してみてください。
きっと仲間が増えますよ!!
NBCの役員を現在も務め、JBにも出場経験のある僕が結構細かいところまで紹介していきます!!
チャプターの参加するための手順
- バスマガジンの年間購読に登録する。年間3600円。
- トーナメントに必要なアイテム、法廷備品を用意する。
- トーナメントシャツを用意する。
- チャプターにエントリーする。
チャプターへのエントリー方法はそれぞれ、メールだったりフォーマットに入力するタイプだったりするのでトーナメントブックを確認してください。
バスマガジン年間購読の方法
- 「Go!Go!NBC」からアクセスする。
- 新規購読をクリック。
- 「バスマガジン年間購読申し込み」と「NBCチャプタートーナメントに参加する」にチェックを入れる。
- 認定NPO法人日本釣り環境保全連盟はとりあえず入会しないでOK。
- ボートの使用は、レンタルボートレイクで出場予定であれば、ボートを使用しないを選択。
- 自動車の有無は、自分名義の車で試合会場まで行く場合には自動車有りにする。
- ボートトレーラーの有無は、マイボートを試合会場まで引っぱっていく場合には、ボートトレーラー有りにする。
- 「手続きに進む」
- 「連絡先入力」をすべて入力する。
- 支払いは現金書留もできるが、クレジットカードの方が楽。
- 登録が完了すると、「バスマガジン購読者番号」が発行されるので忘れないようにお気に入りに入れるかスクショしておきます。
「バスマガジン購読者番号」はチャプター出場時にタックルチェック用紙に記入します。
※ トーナメントブックは濡れたり、失くしたりしても困らないように釣具屋さんで見かけたら多めに確保しておくのがオススメです。
チャプターの出場するために必要なアイテム
品名 | 税抜価格 (円) | 購読料に含む | エレキ戦 | エンジンを 使用する場合 |
---|---|---|---|---|
タックルチェック用紙 | 500 | ○ | ○ | ○ |
NBC年号入りステッカー | 1000 | ○ | ○ | ○ |
NBCワッペン | 600 | ○ | ○ | ○ |
エンジンベルト(有効期限3年)※必須 | 1500 | × | ○ | ○ |
フライトフラッグ※陸釣り以外必須 | 1200 | × | ○ | ○ |
ウエイインバッグ※必須 | 5000 | × | ○ | ○ |
■魚体保護用JB指定薬剤※必須 ライフガード(サワムラ) | 1980 | × | ○ | ○ |
■魚体保護用JB指定薬剤※必須 ジーリキッド(ジーニアス プロジェクト) | 2500 | × | ○ | ○ |
●ライフジャケット(WP-2※ウエストタイプ) | 19500 | × | ○ | ○ |
●ライフジャケット(FN-70※ベストタイプ) | 19500 | × | ○ | ○ |
公認エアーポンプ | 1900 | × | ○ | ○ |
フエ(公認ライフジャケットの場合は付属) | - | × | ○ | ○ |
フェンダー×2 | 1500 | × | ○ | ○ |
信号紅炎 | 5000 | × | ○ | ○ |
バケツ(法廷備品用の赤いやつ) | 2300 | × | ○ | ○ |
Eメール機能付き携帯電話 | - | × | ○ | ○ |
(公認)ラバーランディングネット | 3000 | × | ☆ | ☆ |
トーナメント基準スケール | 6000 | × | ☆ | ☆ |
救命浮環 | 8000 | × | × | ○ |
救命胴衣(搭載人数分) | 6000 | × | × | ○ |
船検証 | - | × | × | ○ |
船舶保険証 | - | × | × | ○ |
- ○は必ず必要。
- ■と●はそれぞれどちらか使いやすいほうを購入してください。
- ☆は使用する人のみ用意する。
これらを揃えると、全部で40,000円ほどかかります。
基本的には一度揃えてしまえば、ずっと使えるものが多いので初期投資と思って頑張って揃えてください。
細かい部分ですが、フェンダーはペットボトルで代用することが許されているチャプターや、バケツは法廷備品用の赤いものではなくても良い場合もあるので出場するチャプターに確認しましょう。
どちらもちゃんとしたものを揃えておけば何の心配もなくなりますが。
また、ランディングネットは一番安いカハラのラバーランディングネット(フレームが丸いもの)が一番安いのですが、ない場合にはリンクが貼ってあるので参考にしてみてください。
JB・NBCからランディングネットの生産が追い付いていないことの対策として、ラバーランディングネットであれば好きなものを使ってよいと発表がありましたが、事前にチャプターに確認することを忘れないようにしてください。
ジャッカルの「ラバーランディングネット50」やプロックスの「ラバーランディングネット15型」などがあるので探してみて下さい。
トーナメントシャツを用意
この投稿をInstagramで見る
チャプターに出場するためには、「NBCワッペン」が縫い付けられた服が必要です。
バスマガジンを購読すると、タックルチェック用紙、NBC年号入りステッカー、FECOステッカー、NBCワッペンが届きます。
そこに入っているワッペンを試合で着用するトップスの左胸に縫い付けます。
トーナメントで使用するトップスをトーナメントシャツと呼んでいて、パーカーやベスト好きなものに縫い付けてもOKです。
一般的には、オフィシャルスポンサー(トーナメントブックで太字になっているもの)のアパレルや無地のものを着用している人が多いです。
例えば、誰でも知っている有名メーカー(NIKEやノースフェイス)のもので胸にワンポイントが入っていたりしても着用できないので注意が必要です。
また、トーナメントブックのスポンサー一覧に載っていても、オフィシャルスポンサーではないものはロゴの露出はできないので気をつけてください。
無地であれば、どんなメーカーのものでも大丈夫です。
一年中、着用するものなので脱いだり着たりすることが簡単なものがオススメです。
ワークシャツやドライロンTなどが多いです。
また、ワッペンに関しては例外が一つあって、雨が降っている時は露出していなくても大丈夫です。
オフィシャルスポンサーのものであれば何も気にせず着用できます。
雨の日でも、オフィシャルスポンサー以外のものはメーカー名やロゴが露出しているとペナルティー対象になるので、ビニールテープなどで隠してください。
朝、雨が降っていて着用していて、帰着時に雨が止んでいた時に着用しているとそれもペナルティー対象になるので注意です。
ボート乗船時は上着などを着て露出していなくても問題ありません。
- 左胸にワッペンを縫いつける
- ワッペンはアイロン付け(糊付け)のみではペナルティ
- オフィシャルスポンサー以外のロゴやメーカー名の露出はペナルティの対象
- 雨天時はワッペンの露出はしなくても良い
- 雨が止んだらワッペンは露出する
- ボート乗船時は上着着用OK
- トーナメントシャツは無難に無地のワークシャツなどが良い
- 基本的にはオフィシャルスポンサーのものを選んでおけばペナルティーの心配はなし
ちなみにキャップもオフィシャルスポンサーのものか無地のもの、自分がスポンサーに付いてもらっているものを着用します。
自分がスポンサーに付いてもらっていても、JBNBCのスポンサー(協賛)になっていないときは着用できません。
NBCチャプターは「FECO」製品を揃えよう!
FECO製品は、環境に優しい素材や製法を採用しています。
製品本体には「F」マークが入っており、同時に「FECO」のシールがパッケージに貼られています。
これらのマークがない製品は、FECOの基準を満たしていないため使用禁止であり、故意じゃないとしても試合中に見つかった場合にはペナルティーもしくは失格となります。
タックルチェックをした選手もペナルティー対象となるので注意してください。
これがない場合は、パッケージに保管するよう注意が必要です。
また、マス針やオフセットフックなどのシンカーの付いていないフックに関してFECOは気にしなくていいです。
そしてよく間違えられるのが、「環境美化協力商品」シール。
魚の形をしたECOシールに注意してください。これはFECO製品として、NBCの試合では使えないです。
またFECO製品のシンカーは、タングステンを基本素材としています。
タングステンは、通常の鉛よりも環境に優しく、かつ密度が高いため、コンパクトなサイズで十分な重さを確保できます。
これにより、水中での操作性や釣果の向上が期待できるので普段から使用することを推奨します。
チャプターでエンジン付きのボートを使用するときには、ガソリンに使用するエンジンオイルも重要です。
エンジンオイルにもFECO製品があるので、それ以外の使用はペナルティー対象となります。
ここまで聞くと細かく覚えるのはかなり大変なように思えます。
基本的に、使用しようと思っているものがあればまずは「FECO」シールが付いているものを探し購入していれば問題はありません。
自分が探したお店に目当ての「FECO」製品がないからといって他のもので代用するのはペナルティー対象になるので注意してください。
例えば、ジグヘッドを探していたがFECOシールの貼っているものがなかったので、鉛のジグヘッドを購入してタックルチェックを受けた場合、ペナルティー対象となりその製品も使うことはできません。
ペナルティーを受けながら覚えていくものなので、ある程度はしょうがないと思ってチャプターに参戦しながら頑張ってみてください。
【FECO製品は公式HP】
バス釣り初心者の人はこちらの記事も参考にしてみてね。
コメントを残す