ついに、ついに買いました!
「マスターオブクランキング」を。
昔はノリーズのロッド使っている人いなくて、ノリーズ使ってるの?って言われたこともしばしばありました。
今ではプレミア価格まで付いてる商品もあるし、、、。
嬉しいような嬉しくないような。
ともかく、キャスト精度がなかなか上がらないとか、ハードベイトが苦手っていう方におすすめしたいのがノリーズのロードランナーなのです。
カタログのスペック上、ロッドの重さは他のメーカーがどんどん軽くなっていることに対して、ノリーズのロッドは倍くらいの重さの表記のものもあります。
それにはしっかりとした根拠があってそうなっているのですが、この記事では「マスターオブクランキンング」を購入して、使った感想やスペックなどを紹介していきます。
目次
HB710LLのスペック
長さ | 219cm |
収納時長さ | 183cm |
適正ライン | 8-14lb. |
適正ルアー | 1/8oz-1/2oz |
テーパー | ヴァリアブルファースト |
パワー | ライト-ライト |
重さ | 192g |
価格 | 52000円 |
このスペック表を見て気になるポイント。
それは、おそらく「ヴァリアブルファースト」テーパーの部分じゃないですか?僕も意味わかりませんでした。
ヴァリアブルって言うのは、変えられるとか変化しやすいという意味です。
HB710LLはかなり長く7.1ftもあるので、テレスコピックになっています。
※ ノリーズのロッド表記は「0」がひとつ多い。
ガイドの根元が当たらないように収納時には写真の部分までしか下がらないように、設計されているのが分かります。
収納すると183cmとなり、平均的なロッドサイズになるので持ち運びのしやすさ、収納のしやすさを計算。
このまま運んでもいいのですが、固定されていないためロッドがシャコシャコなるので長くてもよければ、伸ばした状態で保管したり、運んだりしたほうがよさそうです。
HB710LLの使い心地
最高!!
ロッドだけ持ってると、ロッドエンドにバランサーが付いている分、持ち重りがあるかなって感じですがリールを付ければ問題なし。
ロッドは特に単体で考えるよりもリールをセットした時のバランスが命。
セットしたときにどれだけバランスが良いのかが大事だと思ってます。
そういう意味では、HB710LLはもちろん、ノリーズのロッドはバッチリです!!
硬さが「LL」なので、かなり軽いルアーから意外と思いルアーまで使いこなすことが出来ます。
使うルアーによってリールを変えていけば、かなりの汎用性があると言えます。
しかも、無理やりやっていて、「なんとかできるけど」という感覚はなく、ストレスなく高い次元で使いこなせるといった感じでした。
HB710LLのメリットデメリット
- 飛距離が伸びる
- コースを変えられる
ロングロッドなので、当然飛距離が伸びます。
結構分かりやすく、最後の一伸びがある感じ。感覚でも分かるし、目で見ても伸びてる感じが分かります。
風の影響などを受けてラインがたるんだり、思ったところに行かなかったときでも、ロッドの長さを生かして通したいコースに操作してあげれば結構なんとかなります。
メリットが少ないと感じるかもしれませんが、この二つが超重要です。
狙った場所から10cmズレただけでも釣果は変わってくるので、「より遠く・トレースコースを変える」ことができるのは、HB710LLにしかできないこと。
うまく使いこなせれば、最強の相棒になるはず。
- キャストが難しい
- 持ち運びが心配
- 中古がない
デメリットももちろんあります。
まず使用感で言えば、キャストが難しい。
当然、7ft以上のロッドなので細かいコントロールで10cm四方の範囲を狙いたいとかのキャストには向いてないです。
そういうことをするのであれば、511LLとかを使用してください。
710LLをなぜ使うのかを理解することでよりロッドの長所を活かせます。
長いので持ち運ぶときも、そのままだと他のロッドよりもかなり長くなってくるので注意が必要です。
以前、自宅の部屋のドア上部に引っ掛けて折れたことがあるので皆さん注意してください(笑)
最後の問題点は、中古で見かけないということ。
人気があるのか、特殊なので球数が少ないのか分かりませんがとにかく中古で見かけない。
とりあえず使ってみたいと思っている人は、新品で購入することは躊躇しますよね。
でも中古がないから、手にしにくい。
そこが問題点です。
HB710LLに合わせたいルアー
HB710LLに合わせたいルアーは通常サイズのクランクベイトから下のサイズ。
表記の通りパワーがLLなので、あまり重いルアーとの相性は良いとは言えません。
重いルアーを投げるなら、それなりのロッドを用意してください。
ノリーズのルアーで合わせたいものは、コンプリートフラットやワーミングクランクショットなど。
自重が重たくないものか、引き抵抗が強くないもの。
ここら辺が良いのかなと思います。
オーバー3だとよりもオーバー3.5TSのほうが710LL1には合う!
こんなイメージである程度大きさを持ったルアーであれば引き抵抗の軽いもののほうがロッドとの相性はいいかなと思います。
また、小さくて軽いルアーを楽に遠くに飛ばすことが可能です。
ロングロッドなので適度にラインスラックを作ってくれ、ラインが張りすぎることがなくルアーの能力を最大限に発揮できます。
HB710LLに合わせたいリール
カルカッタ!!
と言いたいところですが、ローギアのリールだと比較的小さめのルアーを使う場合はパワーがありすぎて手元にブルブル感が伝わらないので、僕のおすすめはハイギアのベイトリールです。
シマノの「SLX MGL HG」はバッチリだと思います。
あとはカルカッタは、、、なんて言いましたが、こいつは例外。
「カルカッタコンクエスト BFS」。
価格を気にしないなら、確実にこちらを選んでください。
ちなみに、アルデバランMg7もおすすめです。
ちょっと古いですが、使いやすいバランスですよ!
個人的には、アルデバランMg7がずーっと気に入っていてメインで使っています。
HB710LLにダイラッカ
マスターオブクランキングにダイラッカをセットしたら釣れちゃった?ので一応報告。
この日はダイラッカを使う予定がなくて、適しているロッドを積んでなかったので、HB710LLで代用しました。
当然ですが、ダイラッカくらい重たいルアーをキャストするには適していません。今回はピッチングで使ったので大丈夫でしたが、HB710LLは柔らかいので特にフルキャストでの使用はおすすめしません。
ただ、バスを掛けたあとはロッドの粘りが上手く作用してバスが疲れていくのが分かりました。
緊急で間に合わせたのにもかかわらず、ポテンシャルの高さが凄い。。。
全然バレそうになることもなく45cmほどのバスを釣ることが出来たので、曲がるけどパワーもある非常に良いロッドでした!!
まとめ
ノリーズのロッドはどれも良いです(^^)
15年くらい前は使っている人あまり見かけませんでしたが、今はかなりの確率で釣り場で使っている人を見ます。
僕は高校生の時に初めてちゃんとしたロッドを購入したのがNシステムのロングキャストスペシャルっていう650Mという番手でした。
もちろん新品では買えないので、中古で購入しましたが、、、。
それ以来のノリーズファンです。
キャストが苦手な人ほど、ノリーズのロッドを使用することで色々なアドバンテージを受けることができると確信しています。
それまでフワフワしたキャストをしていた友人にベイトロッドをノリーズのものに変えてみたらと進めたらキャストが上手くなり、それ以来ベイトロッドはほとんどと言っていいほどノリーズロッドになっていました。
もし、ノリーズロッドで悩んでいたらご相談ください。
ノリーズとは一切関係ありませんが(笑)
では✋
(ちなみに560Lも最高です。)
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